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本年映画祭の顔となるメインビジュアルは、国内外の映画祭やメディアで注目を集め、本年映画祭コンペティションGIF部門のゲスト審査員も務める、気鋭のアニメーション作家・山田遼志が担当しました。
本映画祭は来年で10周年を迎えます。数年前には予想もできないほど多様化を続けるアニメーションを紹介する映画祭として、持続的な変化を志すにあたり、見る者の心を揺らすような複雑で強度あるスタイルをもつ同氏へ依頼しました。
本ビジュアルは映画祭公式サイトのほか、9月初旬より新千歳空港館内をはじめ各所でポスターを展開していきます。
■山田遼志メッセージ:
大好きな映画祭のビジュアルを務めさせていただく機会をいただき、とても感謝しております。例年とは一味違った方向でというオーダーをベースに、インパクトある絵に仕上げることができました。空港で行われるこの映画祭が、多くの価値観が入り混じり参加者の思考が変化し続けていく場所であってほしい、というテーマで描いています。映画祭の持つ特異性と、勢いあるダイナミズムが伝われば幸いです。
山田 遼志(やまだ りょうじ)プロフィール
2013年多摩美術大学大学院グラフィックデザイン専攻修了。2018年文化庁海外派遣研修員として、ドイツのフィルムアカデミーに留学。現在mimoidに在籍。広告映像に携わりながら作品制作を行い、アヌシー国際アニメーション映画祭をはじめ国内外の映画祭やメディアで上映、掲載、受賞。代表作に、King Gnu「PrayerX」、Millennium Parade「Trepanation」、OddTaxiオープニング映像、NHKアニメ・イン・ザ・ダーク「音を見る物語」など。